墨は ボンドに墨の粉を入れて練るそうです。
まるで 手打ちうどんを作るよう・・。
ビニールに入れて足で踏むのだそうです。

そして、2.3日寝かせた後で 

少しずつ水をたしながら
薄くしていくそうです。
その時は ビニール手袋をつけて
たらいに入れた墨を練るのだそうです。

その作業は出来なかったので よくは わからないのですが・・。
大変な作業のようです。

作った墨はバケツに入れて
蓋をしておけば1年近くもつそうですが、
みなさん
たくさん書かれるので すぐになくなるでしょうね。

さてさて・・。
まっ☆ 書いてみて・・と先生。
え〜〜〜っ! もう書いてもいいん??^_^;

と言うわけで、初めて書いたのは「天」

実はおばあちゃんに
最初に何を書こうか?と予習をしていたのです。
信仰深いおばあちゃんの台詞が

「天」を書いてみて。

だったのです。

「天命」 「天然」 「天の声」ってありますね。

今、私は足の具合がよくなくって、毎日痛みをこらえています。

何故、こんなに体調の良くない時に始めるの?
自分でも そう思う・・。

でも、
それも 天の声かも・・よ・・"^_^"
そう思うことにしました^m^


ムービーに出てくるのは先輩です。

「えいっ!」と言う気合が
聞こえてきませんか?

これは練習風景です。

帰ってから・・。
「みのさん」から、電話がありました。


「楽しかった?」

「うん。とっても!」

「楽しかったら それが一番ええんやよ。

今日 書いたのは
無心で書いているから 記念に置いておきよしよ。

だんだん 話を聞いてこうしたり ああしたりと
技巧に はまっていったら 

おもしろい字が書けんように なるから。

上手い書は いっぱいあるけど、この書は


おもしろいろ?


見る人のイメージをかきたてるろ?

先生と一緒に書いて 先生の書にも意見が出来るんら
他にないで〜え。

おもしろいと思える事が一番ええ」

と言うような・・。「みのさん」が言いたいと思う気持ち

私には わかったような気がしました。
絵手紙に通じる所がありますもんね。


「下手でいい 下手がいい。」ってこの言葉に助けられて
絵手紙を始めた私ですから。
そして、この言葉は奥が深いですもんね。


書における現代性とは、今 生きている瞬間にしか現代は
ありえない。心の確信にある今の瞬間の命の形。

それを
作品に表したとき現代書はうまれる。意図的に今風に書こうとか 

アイデアや思いつきでこしらえたもの それは現代書ではない。

見る側から・・本当の書とは 見て鳥肌がたつとか

足が動かなくなるとか そういうぎりぎりのものだ。

この文章は、 羽柿先生が落書きのように書いて壁に貼ってありました・・。

2006.9

初めて 畳1畳の4分の1の大きさの紙に書きました。

先月から、私の恩師 羽柿先生に弟子入り?(おこがましくも・・) したのです。
今回は先月の臨書を含めて
まだ2回目。


月に一度なら私にも続けられるかも・・。
そう思ったのです^m^


何しろ、字の下手なのは小さい時からの
コンプレックスですからね〜。

私の場合は 気合だけです^_^;

先輩方が「えいっ」と気合を込めて書いている様子を
ムービーにしました。私の下手な作品は一番最後に出てきます^m^


下手だけど、初めて書いた作品なので
今の気持ちを忘れないように・・と思って。